常識で考えれば 2013 11 9
2013年11月9日の朝日新聞には、
在日米軍の撤退を唱えるアメリカの大学教授へのインタービュー記事があります。
常識で考えれば、そういう結論が正しいと思います。
日本は、GDPの規模が、世界第3位です。
その上、世界最大の債権大国でもあります。
さらに、国民の金融資産は、1500兆円もあります。
常識で考えれば、
このような超大国をアメリカは守る必要があるのか。
アメリカが守るべき国は、中小の国でしょう。
本来、このような超大国は、自分の国は自分で守るべきであり、
それどころか、世界の平和を守るべき責務があるでしょう。
日本人は、自分の国を小さく見ています。
確かに、地球儀で見れば、国土は小さいですが、
GDPの規模や世界最大の債権大国であることを考えると、
日本は、超大国と言えるでしょう。
だからこそ、このような超大国を、
アメリカは守る必要はないという議論が出ても、不思議はないのです。
にもかかわらず、日本の政治家の頭の中は、
相変わらず、1945年の「終戦直後」のままです。
つまり、時計の針が止まっているのです。
オバマ大統領はシリア問題に関する10日のテレビ演説で、
「米国は世界の警察官ではないとの考えに同意する」と述べ、
米国の歴代政権が担ってきた世界の安全保障に責任を負う役割は担わない考えを明確にした。
(2013年9月11日の毎日新聞(毎日jp)のニュースから)